安息の地

RPGツクールの製作中日記他映画の感想や絵を諸々。

誰が為の物語-イストリア- 作中テキストメモ メインストーリー(5)

0-15 始まりの日(村長の家)

ユール:

フレーーイ!シルシルーーー!!!!

朝だよーー!!起きてーーー!!!!

 

フレイ:

… …ユール?

お前また俺の芋食べて…

 

ユール:

寝ぼけてるの?

 

フレイ:

… … …

… …

 

なんでお前がここに!?

 

ユール:

ここ、うちだよ?

やっぱり寝ぼけてるよ!

 

フレイ:

そうか…昨日…

…ユール、お前動いて平気なのか!?

 

ユール:

心配してくれてありがとう!

この通り、すっかり元通りだよ。

フレイとシスターのお陰だね!

 

フレイ:

そうか、それならよか…

 

シルヴァ:

オハヨウ、二人とも。

 

ユール:

お、おはよーシルシル…

びっくりしたよ…!

 

シルヴァ:

フフ、驚かせるつもりはなかったんだ。

ゴメンね。

 

… …フレイ昨夜した例の話はユールに

伝えたのかい?

 

ユール:

え?なになに?

 

フレイ:

ユール…実はな…

・・・・・・・・・

・・・

 

(暗転)

 

ユール:

ど、どういうこと?

全く意味が分からないよ?

それに今日村を出るの!?

 

ラルフ:

…やはり、そうなんだな。

フレイが【器】…

 

ユール:

お、お兄ちゃん知ってたの…!?

 

ラルフ:

………ああ、そうだよ。父が亡くなる

少し前…父に呼び出されフレイと【豊穣

の宝珠】について教えられたんだ。

 

そしてこの村を守ってくれていた精霊…

≪シルヴァ≫様の事もね。

今もここにいらっしゃるんだろう?

 

… …やっと相見える事ができました。

お初にお目にかかります、シルヴァ様。

 

シルヴァ:

ハジメマシテ、ラルフ。

そんなに気を使わなくてもいいのに…

フレイもユールも敬語じゃないよ。

 

ラルフ:

村長としてのけじめみたいなものです。

… …フレイの話は本当なんですね。

 

シルヴァ:

そうだよ。キミが父親に聞いた通り。

…フレイはボクと一緒に旅に出る。

 

ラルフ:

…なるほど。

承知いたしました。それならフレイ。

気を付けて行ってきなさい。

 

フレイ:

ラルフ兄さん…

その、俺……

 

ラルフ:

…元々、一人前として認められたら

ご両親を探すつもりだったんだろう?

村の皆から聞いていたよ。

 

フレイ:

は、はい…

 

ラルフ:

気にしなくていい。

……この事について、村の皆には私から

言っておく。

 

だからくれぐれも無理をしないように…

疲れたらいつでもこの村に来るといい。

今度は侵入させはしないよ。

 

フレイ:

ありがとう、ラルフ兄さん!!

 

シルヴァ:

よかったね、フレイ。

それじゃあ出発しようか!

 

ユール:

ま、待って!

私もついていくよ!

 

フレイ:

… …ユール、今回ばかりはダメだ。

あの男が来るかもしれないんだぞ。

そんな危険な旅に連れていけない。

 

ユール:

… … …

 

フレイ:

… … …

 

ユール:

… … …

 

フレイ:

… … …

・・・・・・・・・

 

ラルフ:

……行ってきてもいいよ、ユール。

 

ユール:

お兄ちゃん…

 

フレイ:

ラルフ兄さん…!

ユールを危険な旅に巻き込むわけには…

 

ラルフ:

…大事な”家族”が危険な事をしようと

している。どんなに大変でも、だ。

 

本人は絶対にやりたいと言う。

…ならば止める術なんてどこにある?

…フレイ、これはお前もなんだよ。

 

フレイ:

ラルフ…兄さん…

 

ラルフ:

……ユールは強い。

間違いなくお前の旅の助けになる。

どうか連れていってあげてほしい。

 

フレイ:

…わかった。

 

……行こう、ユール。

その代わり無理だと思ったらすぐ村に

戻るんだぞ。わかったか?

 

ユール:

も、もちろんだよ!

やったー!お兄ちゃんありがとう!

フレイ、シルシルよろしくね!

 

ナレーション:

ユールが再び仲間になった!

 

(玄関まで移動)

 

フレイ:

よし、行こう!

 

ユール:

うん!

 

0-16 会合にて(???)

謎の少女:

あ!お帰りなさーい!

【豊穣の宝珠】は手に入りました~!?

…あれあれ?手ぶらかな~?

 

謎の男:

…【宝珠】と【器】は取り逃がした。

奴らは【ルルティエ】の精霊と接触する

つもりのようだ。

 

謎の少女:

はあ!?

このオレ様が力を貸してやったのに取り

逃がしただとォ!?

 

呆れて物も言えねェとはこの事…

不完全な転移の影響で本来の力が使えない

とかぬかすから力貸したのによォ…

 

謎の男:

ふん…俺は貴様の力等必要ないと言った筈

なんだがな…

押し付けてきたのはそっちだろうが。

 

謎の少女:

ほォ~言うねェ青二才のガキが。

…来な、三秒でなますにしてやるよ。

 

謎の騎士:

静かにしなさいゾーラ。

……レイジに下がれと命じたのはゲオル

様です。

 

ゾーラ:

… …しょうがないなあ。

今回は見逃してあげるねレイジ君。

 

謎の騎士:

… …それで、ゲオル様。

【器】と【宝珠】はどういたしましょう。

 

ゲオル:

… …【ルルティエ】はゾーラ。

貴様の管轄だったな。

 

ゾーラ:

は、はい!そうですとも!

現在王都に潜伏中!

あの面倒な男にも手は打ってあります!

 

ゲオル:

…貴様の負担になるが、【ルルティエ】

の精霊…そして【器】と【豊穣の宝珠】

の奪取は可能か?

 

ゾーラ:

――!!もちろんです!

レイジみたいなヘマ、絶対しません!

必ずや手に入れてみせます!

 

ゲオル:

… …期待しているぞ。

 

ゾーラ:

!!!

――仰せのままに!

では行って参ります!!

 

謎の騎士:

… …私も任務に戻ります。

”あの子達”が待っていますので……

また何かあったら呼んで下さい。では…

 

レイジ:

 

ゲオル:

…そう自分を責めるな。

本来の力を取り戻せるまでかなり時間が

かかるだろう… …今は下がれ。

 

 

レイジ:

はっ…

 

ゲオル:

……頼んだぞ。

我らの、彼の悲願の為に――。

 

0-17 序章・完(フローガ村)

ナレーション:

序章はここで終わりとなります。

プレイありがとうございました。

 

この後も第1章冒頭までプレイ

する事ができます。

引き続きお楽しみください。

 

 

 

※次回

小さな港リプカにて第1章「水の都と精霊王」開始予定。

敵幹部の名前は仮名。