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安息の地

RPGツクールフェスで製作中のテキストや設定をメモする他雑感や絵を諸々。

誰が為の物語-イストリア-第一章備忘録

第一章スタート地点はリプカ港。

・フレイ一行、港へと足を踏み入れる。

・目の前にはルーガルーの少女、ミケがカエルと共に営む不思議な店があった。(ここでミケの取引システムを説明される。薬草10個とネズゥの尻尾10個をカエルに投げ入れる事で治癒のしずくが手に入るというものだ。各地によって必要な素材と手に入るアイテムは異なる。今後、彼女はフローガ村のような小さな拠点を除く街や村に現れ冒険の手助けをしてくれる事だろう)

・港に停泊している船の船長に話しかけルルティエの渡航を試みようとするが拒否される。諦めて戻ろうとすると謎の旅人が現れる。

・彼が交渉すると、船長は態度を一変させフレイ達の乗船を快く承諾してくれる。

・フレイが話しかけると船上へ移動。

・船上では船長と数人の船員、ユール、旅人、そして猫がいる。

・ユールに話しかけるとイベントが発生。「具合が悪い」と主張する彼女にヒールをするも調子がよくならない。そこに旅人が現れ、彼女の症状は「マナの性質が急激に変化した事によるものだ」と告げる。旅人はルルドと名乗り、二人に挨拶する。フレイはルルドの背後に獣のような人影がいる事に気づくが、はぐらかされる。シルヴァもルルドについては何か気になる事があるらしい。フレイが加護を受けていない人間だと告げると「その事はルルティエでは口にしない方がいい」と忠告をし、立ち去っていく。

・イベント終了後、船長に話かける事でルルティエへ行く事ができる。

・無事、ルルティエと辿り着いたフレイ一行。早速街へと向かおうとすると突然兵に囲まれる。「国家反逆罪として貴様らを逮捕する!」

タイトル 第一章「水の都と精霊王」

・突然の宣告に慌てるフレイとユール。二人の前にルルドが立つ。「ちょっと、彼らはオレの友人なんだけど。困るよ、ルクス」

ルルドが前に立つと兵士たちはわっと湧き立つ。「お戻りになられた!」「王子!」「王子!」訝しむようにルルドを見つめる二人に対し、ルルドは「ああ、オレここ…ルルティエの王子なんだよ。ルドルフ=ドルフィン=ルルティエール。略してルルド。どうぞよろしくね」

ルルドは兵士たちに「どうせ、弟の差し金だろう。さあ散った散った!」と声をかけ兵士たちは去っていく。「本当はもうちょっと内緒にしたかったんだけどなあ。…オレは城に行かないといけないから、ここで一旦お別れだ。二人はルルティエの精霊について調べているんだろう?それなら王立図書館に行くといい。きっと手がかりが見つかるよ」そう言って立ち去っていく。獣のような人影はこちらに対して頭を下げているようにも見える。ここから、街の中の探索が可能になる。

・王立図書館にてイベントが発生し、そのイベント終了後ルルティエール城(ダンジョン扱い)へと向かう事となる。ルルティエール城でゾーラ戦があり、彼女を撃退することで第一章の前半は終了する。

 

 

第一章前半・マップメモ

リプカ港(完成)

船上

ルルティエ・王都グランマーレ(通常/??)

ルルティエール城(ダンジョン/通常)

 

 

誰が為の物語-イストリア-序章 デバック内容備忘録

本人はこれで大丈夫だと思っていたのですが駄目だったので第一章アップ時に修正しておく予定のもの一覧です。随時更新します。

 

・看板のテロップが見辛いのでメッセージ窓にしてみてはどうか?

メッセージ窓は非常に見た目が悪く、看板に不適切ではないかと思いテロップを採用していました。しかし、よくよく考えてみますとこの地点を作成したのは製作開始した直後でありその後の看板類はメッセージ窓を採用していました。ですのでご指摘の通り、これらの看板はメッセージ窓に修正します。(修正後、統一して重要なメッセージの初回に関しましてはSEを付けるようにします)

 

・看板に「街の人に話を聞くとスムーズに進むかも入れない」というアドバイスがあったが街の人から聞いてもそう言った情報は得られなかった。

おっしゃる通りです。スネイーター(蛇の姿をした魔物)について言及していたNPCを差し替えていた為、これに該当する台詞は事実上存在しておりませんでした。また、今後の展開で街の人から話を聞く暇がなくダンジョンへと突入する予定ですのでこちらは削除し、別の有益な情報を掲載しようと思います。

 

・序章クリア後のNPC達の台詞が唐突に感じる。

こちらに関しましては「序章クリア前に話しかけている事」を大前提とし、台詞を作っていたことで発生した違和感だと思います。「序章クリア以前に話しかけた」パターンと「序章クリア後のみ話しかけた」パターンで台詞を作成し対処する予定です。

 

・ドロップアイテムは必要か?

現段階ではサブクエストを実装しておらず事実上換金アイテムとしての役割のみとなっております。第一章実装版ではサブクエスト及びに魔物がドロップしたアイテムと回復アイテムが交換できるNPCを追加しますのでよろしくお願いいたします。また、現在試験的に豊穣の神殿内にて「もちもち」と「毒消し草」を交換してくれるスライムがいますので見ていただければ幸いです。

 

・レベルアップ時にレベルがいくつになったかの記載が欲しい。

仕様です。ご了承ください。

 

・下方修正された筈のフレイが普通に強い。

主人公なのでそういうものなのかもしれません。第一章実装版ではさらなる弱体化をさせる予定です。

 

・マップ上で魔法が使えないのは仕様か?

その通りです。システムとしてスキルアップを導入した際に解禁予定です。

 

・戦闘がぬるい、ステータスがインフレ気味と言った戦闘面でのご指摘について

こちらに関しましては現在調整を行っております。第一章は難しい…とはいかないまでも歯ごたえのあるものを提供できればと考えております。

 

・台詞に違和感があると言ったメインシナリオに関するご指摘について

シルヴァの台詞等、意図してそのような描写をしている場合がございますので続編をお待ちいただければ幸いです。

 

ここまでお付き合いありがとうございました。

誰が為の物語-イストリア-序章投稿

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というわけで、なんとか序章クリアまでプレイできるものを非公開でアップしました。(タイトルは自作です)

まずフレンド数名に全体を通して見て貰って)自分でももう一度プレイして…フレンドが気になったところや自分が気に入らなかったところを改善してアップしたものですので恐らくこれが序章の完成形だと思います。

表記揺れが多々見受けられますがそこは現在「ゼルダの伝説 ブレスオブワイルド(とても面白いので是非購入してプレイしてください)」をプレイしている為、それが落ち着いたらこのブログに原文を書き写してチェックしたいです…。

何はともあれ、エターなる事なく序章が完成して本当によかったです。次は第1章…アップできるのは夏頃になりそうですがお付き合いいただければと思います。

 

(switch発売前になんとか間に合わせたほぼ試作品のような作品をプレイ、及び感想をくださったフレンドの皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。本当にありがとうございました!)

誰が為の物語-イストリア-のタイトルロゴと雑感

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 せっかくなので作ってみました。

 

 序章が本編における序盤中の序盤である為、サブクエスト等を一切配置せずにおいたのですが、最初に公開する予定のものが序章~第一章序盤までと、間に何もないのはちょっと寂しいかと思い序章クリア後受注できるサブクエストを考えております。

 予定としてはフローガ村で2つほど、小さな港リプカで2つほどでしょうか。ミニゲーム等は今のところ一切思いつかないので恐らく敵を倒しドロップアイテムを集める、もしくは特定の場所に行きアイテムを回収するものになると思います。大した内容にはならないですがイストリアという世界、キャラクターのちょっとした掘り下げに使えればと考えております。

誰が為の物語-イストリア- 作中テキストメモ メインストーリー(5)

0-15 始まりの日(村長の家)

ユール:

フレーーイ!シルシルーーー!!!!

朝だよーー!!起きてーーー!!!!

 

フレイ:

… …ユール?

お前また俺の芋食べて…

 

ユール:

寝ぼけてるの?

 

フレイ:

… … …

… …

 

なんでお前がここに!?

 

ユール:

ここ、うちだよ?

やっぱり寝ぼけてるよ!

 

フレイ:

そうか…昨日…

…ユール、お前動いて平気なのか!?

 

ユール:

心配してくれてありがとう!

この通り、すっかり元通りだよ。

フレイとシスターのお陰だね!

 

フレイ:

そうか、それならよか…

 

シルヴァ:

オハヨウ、二人とも。

 

ユール:

お、おはよーシルシル…

びっくりしたよ…!

 

シルヴァ:

フフ、驚かせるつもりはなかったんだ。

ゴメンね。

 

… …フレイ昨夜した例の話はユールに

伝えたのかい?

 

ユール:

え?なになに?

 

フレイ:

ユール…実はな…

・・・・・・・・・

・・・

 

(暗転)

 

ユール:

ど、どういうこと?

全く意味が分からないよ?

それに今日村を出るの!?

 

ラルフ:

…やはり、そうなんだな。

フレイが【器】…

 

ユール:

お、お兄ちゃん知ってたの…!?

 

ラルフ:

………ああ、そうだよ。父が亡くなる

少し前…父に呼び出されフレイと【豊穣

の宝珠】について教えられたんだ。

 

そしてこの村を守ってくれていた精霊…

≪シルヴァ≫様の事もね。

今もここにいらっしゃるんだろう?

 

… …やっと相見える事ができました。

お初にお目にかかります、シルヴァ様。

 

シルヴァ:

ハジメマシテ、ラルフ。

そんなに気を使わなくてもいいのに…

フレイもユールも敬語じゃないよ。

 

ラルフ:

村長としてのけじめみたいなものです。

… …フレイの話は本当なんですね。

 

シルヴァ:

そうだよ。キミが父親に聞いた通り。

…フレイはボクと一緒に旅に出る。

 

ラルフ:

…なるほど。

承知いたしました。それならフレイ。

気を付けて行ってきなさい。

 

フレイ:

ラルフ兄さん…

その、俺……

 

ラルフ:

…元々、一人前として認められたら

ご両親を探すつもりだったんだろう?

村の皆から聞いていたよ。

 

フレイ:

は、はい…

 

ラルフ:

気にしなくていい。

……この事について、村の皆には私から

言っておく。

 

だからくれぐれも無理をしないように…

疲れたらいつでもこの村に来るといい。

今度は侵入させはしないよ。

 

フレイ:

ありがとう、ラルフ兄さん!!

 

シルヴァ:

よかったね、フレイ。

それじゃあ出発しようか!

 

ユール:

ま、待って!

私もついていくよ!

 

フレイ:

… …ユール、今回ばかりはダメだ。

あの男が来るかもしれないんだぞ。

そんな危険な旅に連れていけない。

 

ユール:

… … …

 

フレイ:

… … …

 

ユール:

… … …

 

フレイ:

… … …

・・・・・・・・・

 

ラルフ:

……行ってきてもいいよ、ユール。

 

ユール:

お兄ちゃん…

 

フレイ:

ラルフ兄さん…!

ユールを危険な旅に巻き込むわけには…

 

ラルフ:

…大事な”家族”が危険な事をしようと

している。どんなに大変でも、だ。

 

本人は絶対にやりたいと言う。

…ならば止める術なんてどこにある?

…フレイ、これはお前もなんだよ。

 

フレイ:

ラルフ…兄さん…

 

ラルフ:

……ユールは強い。

間違いなくお前の旅の助けになる。

どうか連れていってあげてほしい。

 

フレイ:

…わかった。

 

……行こう、ユール。

その代わり無理だと思ったらすぐ村に

戻るんだぞ。わかったか?

 

ユール:

も、もちろんだよ!

やったー!お兄ちゃんありがとう!

フレイ、シルシルよろしくね!

 

ナレーション:

ユールが再び仲間になった!

 

(玄関まで移動)

 

フレイ:

よし、行こう!

 

ユール:

うん!

 

0-16 会合にて(???)

謎の少女:

あ!お帰りなさーい!

【豊穣の宝珠】は手に入りました~!?

…あれあれ?手ぶらかな~?

 

謎の男:

…【宝珠】と【器】は取り逃がした。

奴らは【ルルティエ】の精霊と接触する

つもりのようだ。

 

謎の少女:

はあ!?

このオレ様が力を貸してやったのに取り

逃がしただとォ!?

 

呆れて物も言えねェとはこの事…

不完全な転移の影響で本来の力が使えない

とかぬかすから力貸したのによォ…

 

謎の男:

ふん…俺は貴様の力等必要ないと言った筈

なんだがな…

押し付けてきたのはそっちだろうが。

 

謎の少女:

ほォ~言うねェ青二才のガキが。

…来な、三秒でなますにしてやるよ。

 

謎の騎士:

静かにしなさいゾーラ。

……レイジに下がれと命じたのはゲオル

様です。

 

ゾーラ:

… …しょうがないなあ。

今回は見逃してあげるねレイジ君。

 

謎の騎士:

… …それで、ゲオル様。

【器】と【宝珠】はどういたしましょう。

 

ゲオル:

… …【ルルティエ】はゾーラ。

貴様の管轄だったな。

 

ゾーラ:

は、はい!そうですとも!

現在王都に潜伏中!

あの面倒な男にも手は打ってあります!

 

ゲオル:

…貴様の負担になるが、【ルルティエ】

の精霊…そして【器】と【豊穣の宝珠】

の奪取は可能か?

 

ゾーラ:

――!!もちろんです!

レイジみたいなヘマ、絶対しません!

必ずや手に入れてみせます!

 

ゲオル:

… …期待しているぞ。

 

ゾーラ:

!!!

――仰せのままに!

では行って参ります!!

 

謎の騎士:

… …私も任務に戻ります。

”あの子達”が待っていますので……

また何かあったら呼んで下さい。では…

 

レイジ:

 

ゲオル:

…そう自分を責めるな。

本来の力を取り戻せるまでかなり時間が

かかるだろう… …今は下がれ。

 

 

レイジ:

はっ…

 

ゲオル:

……頼んだぞ。

我らの、彼の悲願の為に――。

 

0-17 序章・完(フローガ村)

ナレーション:

序章はここで終わりとなります。

プレイありがとうございました。

 

この後も第1章冒頭までプレイ

する事ができます。

引き続きお楽しみください。

 

 

 

※次回

小さな港リプカにて第1章「水の都と精霊王」開始予定。

敵幹部の名前は仮名。

誰が為の物語-イストリア-チャート

【序章】はじまりの日

主人公の家

フローガ村

村長の家

深き森(ダンジョン兼フィールド移動)

豊穣の神殿(ダンジョン/ボス戦)

フローガ村(ボス戦)

村長の家

フローガ村

↓(ここにフィールド移動を挟むかワールドマップ選択にするか)

小さな港リプカ

誰が為の物語-イストリア- 作中テキストメモ メインストーリー(4)

0-13 村長の家へ(村長の家)

フレイ:

シスター…ありがとう。

俺のヒールだけじゃ、とても治せそうに

なかったです…

 

シスターヒルダ:

いいえ、フレイ。

貴方の応急処置のお陰で二人とも大事に

至らなかったのですよ。

 

…自信を持ちなさい。

貴方は自分の役割を理解し、それを全うし

私に繋ぐ事ができました。

 

それは、とても立派な事なんですよ。

 

フレイ:

……はい、シスター。

 

シスターヒルダ:

…さて。私はあのようなものが再び村に

現れぬように結界を、その後に王都に救援

を要請しようと思います。

 

フレイ、貴方も戦いで負傷しています。

今日のところは村長の家で休ませてもらい

なさい。

 

フレイ:

わかりました。

…ありがとう、シスター。

おやすみなさい。

 

シスターヒルダ:

おやすみなさい、フレイ。

貴方に神の御加護があらん事を。

 

フレイ:

寝に行くか……

 

0-14 (村長の家)

フレイ:

ふう…

 

シルヴァ!

いきなり出てこないでくれよ…!

驚いただろ……

 

シルヴァ:

フフ…ゴメンね。

今日は本当にオツカレサマ。

 

フレイ:

たく、お前には聞きたい事が山ほどあるん

だぞ…【豊穣の宝珠】の事とか、それに

あの男… …心当たりはないのか?

 

シルヴァ:

順を追って説明しようか。まず、キミが

あの男に【器】と呼ばれ、【豊穣の宝珠】

…ボクの姿が変わった事から話すね。

 

フレイ:

ああ…あの時は無我夢中で何がなんだか

さっぱりわからなかったがあれは…

 

シルヴァ:

アレはボクの力の一端がキミの気持ちを

依り代に顕現したものだ。

一種の召喚だと思ってくれていい。

 

フレイ:

 

シルヴァ:

普通の人間には火水地風…そのどれか

ひとつが宿っている。それが故に精霊の

力を受け取っても拒絶してしまうんだ。

 

…だがキミのように力を持たない者は

ボクらの力を代わりに行使できるんだ。

だから昔は【器】と言われていた。

 

フレイ:

なるほどな…

地天之鎚を作り出した途端に様子が

変わったのは何故なんだ?

 

シルヴァ:

キミが【器】である事を看破できたけど、

武器を出せるとは思わなかったんだろう。

普通は数十年かかって覚えるものだしね。

 

フレイ:

そんなにかかるのか…あれ…

 

シルヴァ:

フフ…キミには才能があるって事さ!

… …さて。次はあの男の正体か。

これは完全に推測なんだけど… …

 

… … …

【魔族】って知ってるかい?

 

フレイ:

【魔族】…

昔絵本で見たことがあるよ。この世界を

襲ったって言い伝えがある化け物だろ?

 

シルヴァ:

…キミ達にはそういう伝わり方をして

いるんだね。その絵本は真実さ。

……【魔族】は実在するよ。

 

フレイ:

え!?

でもそんな種族、見たことも聞いたことも

ないぞ!

 

シルヴァ:

――これは、数千年前の話。

昔、この世界で大規模の戦乱が起こった。

 

神霊大戦…ボク達はそう呼んでいた。

人間離れした能力を持つ【魔族】はこの

世界を自分達の物にしようと試みた。

 

でも所詮【魔族】も人間。神には勝てず、

異界へと追放され、残ったのは戦の跡が

色濃く残る荒廃した大地だけだった……

 

フレイ:

…よくわからないけど…

今の話を聞く限りだと【魔族】は異界に

追放されたままなんだろ?

 

話の流れから察するに、あの男は【魔族】

かもしれない…と言いたいんだろうが…

 

シルヴァ:

察しが良くて助かるよ。

…彼と対峙した時ボクが告げた言葉、

覚えているかい?

 

フレイ:

ああ、「水の力を感じる」…

そう言っていたよな。

 

シルヴァ:

ボクはあの時、水の力以外のもうひとつの

力を感じとっていたんだ……

それが現在失われた【魔族】の力だった。

 

フレイ:

な、なんだって…!

じゃああの後雪を降らせていたのもまさか

【魔族】の……

 

シルヴァ:

広範囲を凍らせる、なんて芸当は高位

の魔術師や精霊と契約した人間ならできる

だろう。けど、天候を操る…

 

即ち自然に干渉するのは普通の人間じゃ

無理なんだ。…どうやって異界からこの

世界に来たのかは謎だ、けど。

 

…でもこれだけは言えるよ。

彼は間違いなく【魔族】だ。

 

フレイ:

… … …

にわかには信じがたいけど、信じざるを

得ないな…

 

……これからお前は…

いや。”俺達は”どうしたらいいんだ?

 

シルヴァ:

フレイ……その、キミは…

 

フレイ:

……元々、この試練に合格して一人前と

して認められるようになったらこの村を

出るつもりだったんだ。

 

それがちょっと早くなるってだけだろ?

過ぎた事を悔いても始まらないさ。

 

シルヴァ:

フレイ、ありがとう…恩に着るよ。

 

フレイ:

それで、いつ村を出ればいいんだ?

 

シルヴァ:

そうだね…

できれば今すぐにでも出た方がいい。

遅くても明日には…

 

フレイ:

それはまた急だな…

でも確かにずっとここにいたらまた

あいつが襲ってくるかもしれない…

 

…と考えるとそれが賢明か。

目的地はどうする?フェニキスの王都

…ヴォルケを目指せばいいか。

 

シルヴァ:

いや、【ルルティエ】へ行こう。

あの国にもボクと同じ四大精霊の

一人がいるんだ。

 

【魔族】に対抗するにはボクらの力が必要

になると思うし…どうかな?

 

フレイ:

そうだな。俺はどこに行きたい、というの

もないし…

まずは【ルルティエ】を目指そう。

 

…そうと決まれば今日は寝るとしよう。

それでいいよな?シルヴァ。

 

シルヴァ:

モチロン!

ゆっくり英気を養ってくれ。

明日から長旅になるんだからね。

 

フレイ:

はは…わかったよ。

それじゃあ、おやすみ。

 

シルヴァ:

オヤスミ、フレイ。

良い夢を。

 

(暗転)

 

シルヴァ:

(本当に…この子を巻き込んで…

 よかったんだろうか…

 バルドル、フェーン、ルドルフ…)

 

(…そして…)

 

フレイ:

うーん… ユールやめろ…

それは…俺の…芋… ……

 

シルヴァ:

(過ぎた事を悔いても始まらない…

 か… …

 ボクも休息をとるとしよう)

 

… …今度こそ、オヤスミ。

 

 メインストーリー(5)に続く

 

没会話

シルヴァ:

……勝ったとは言え重傷を負っていた神

は眠りにつく前にボクら、精霊達にある

命令を下した。

 

神:

我はしばらく眠りにつく。

その間にこの荒廃した大地を再生させよ――。

 

シルヴァ:

それから今日に至るまで、ボクらは大地の

傷を癒しつつ、キミ達を見守っていた…

というワケさ。